Knowledge Generation

既存の業務データから、
エンジンを支えるナレッジを。

手順書・FAQ・通話ログ・オペレーターのフィードバックから候補を抽出・構造化。検証と承認を経て、AIが使えるナレッジにします。

Two Kinds of Knowledge

AIが使うナレッジは、
二つに分けて整える。

業務のやり方を表す「プロセスナレッジ」と、回答の根拠になる「コンテンツナレッジ」。役割の違う二つを、それぞれ構造化します。

Process Knowledge

業務の進め方を表す知識

手順書や業務フロー。確認事項、判断条件、分岐、例外、禁止事項、引き継ぎ条件を構造化し、実行可能なSOPとして、プロセスエンジンが業務の進行を制御します。

Content Knowledge

回答の根拠になる知識

FAQ、マニュアル、商品資料、規定、過去事例。回答の根拠となる情報を構造化したナレッジベースとして、ナレッジエンジンが必要な情報を取得します。

Knowledge Generator

手順と知識を関係づけ、同じ仕組みで使えるようにする。

「何を確認し、どう進めるか」と「何を根拠に答えるか」を関連付けて保持。既存の資料を起点に、手順や判断条件を整理できます。不足する条件や例外は、業務担当者が補足・確認します。

From Existing Assets

業務資産から、
使えるナレッジへ。

手順書・FAQ・通話ログ・オペレーターのフィードバック。すでにある業務資産から、手順と知識の候補を抽出し、エンジンが使える形に整えます。

ナレッジ化の流れ
Input

既存の業務資産

手順書・マニュアル
FAQ・ナレッジ
通話ログ
オペレーターのフィードバック

Knowledge Generator

抽出・検証・承認

候補を抽出し、構造化
正式な手順と照合
責任者が承認して公開

Process Knowledge

実行可能SOP

プロセスエンジンが利用

Content Knowledge

ナレッジベース

ナレッジエンジンが利用

既存の資料を起点に、手順と判断条件を整える。

Three Sources

性質の違う三つの資産を、
補い合わせる。

正式な手順書、検証されたFAQ、現場の会話を記録した通話ログは、それぞれ役割が異なります。手順書を核に、FAQで説明を補い、通話ログから不足や例外の候補を見つけ、検証して反映します。図は各資料の傾向を示す概念図であり、実測値や一律の評価ではありません。

信頼度 × 新鮮度
信頼度と新鮮度手順書・マニュアルは信頼度が最も高く更新が最も遅い。FAQ・ナレッジは信頼度・更新ともに中程度。通話ログは信頼度が最も低く、更新が最も速い。高低遅速新鮮度信頼度手順書・マニュアル信頼度は最高、更新は遅いFAQ・ナレッジ信頼度・更新ともに中程度通話ログ信頼度は低め、更新は最速
三つの役割
三つの資産の役割三つの同心円。中心が組織知の手順書・マニュアル、その外側が形式知のFAQ・ナレッジ、さらに外側が暗黙知の通話ログ。組織知手順書・マニュアル形式知FAQ・ナレッジ暗黙知通話ログ

手順書・マニュアル

組織知
強み
正式な手順と判断基準を確認する核になる。
課題
更新に時間がかかる。

FAQ・ナレッジ

形式知
強み
検証された回答を、現場で参照しやすい形にできる。
課題
想定された範囲に限られる。

通話ログ

暗黙知
強み
実際の問い合わせを映し、現場の状況に追従する。
課題
例外や個人の判断を含み、検証が必要。
AI as a Knowledge Generator

通話ログに眠る暗黙知を、
組織の知識へ。

通話ログには、オペレーターが現場で培った、まだ収集されていない暗黙知が眠っています。創造的で実務に即した、価値の高い知見です。

AIが候補の抽出・整理を支援し、担当者が正式な手順と照合して確認することで、現場の知見を組織で使える知識に変えていきます。

Extract · Verify · Approve

抽出して終わらせない。
検証して、承認する。

通話ログには、手順書に載っていない頻出パターンや例外、オペレーターの判断が含まれます。有用な知見を活かしながら、正式な手順と混ざらないように整理します。

  1. 01

    取り込む

    手順書・マニュアル、FAQ、商品資料、通話ログ、オペレーターのフィードバックなど、すでにある資料を入力にします。

  2. 02

    抽出・構造化

    手順と知識の候補を抽出し、表記や粒度をそろえ、業務・条件ごとに分類。手順と知識を関係づけます。

  3. 03

    検証

    正式な手順と照合し、例外対応や個人の工夫を識別します。通話ログのすべてを、正式な手順とはみなしません。

  4. 04

    承認・公開

    業務責任者がレビュー・承認してから、本番へ反映。公開後のナレッジが、エンジンの根拠になります。

生成されたナレッジは候補として扱い、業務責任者が確認・承認するまで本番には反映されません。

Human in the Loop

最後に決めるのは、
業務の責任者。

ナレッジの品質は、業務の品質です。AIが作った内容を、人が確認できる仕組みにします。

Review

人がレビューする

抽出された手順・知識の候補を、業務責任者が確認します。

Approve

承認してから公開する

承認された内容だけが、プロセスエンジンとナレッジエンジンで使われます。

Own

手順ごとに、責任を明確に

SOPや知識ごとに管理する担当を定め、更新の判断を組織に残します。

Let's Talk

今ある資料から、
AIが使える知識へ。

手順書・マニュアル、FAQ、通話ログの状況をお聞かせください。
ナレッジ化の進め方を、一緒に整理します。