Implementation

まず一つの業務から、
解決AIを始める。

既存の手順書と通話ログを活かし、3か月のPoCで「解決できるか」を検証。品質を確認しながら、段階的な自動化へ進めます。

Four Principles

小さく始め、
応対品質を保ったまま広げる。

コールセンターAIの導入を成功させるために、次の4つの原則を大切にしています。

01 / Scope

対象業務を絞り、解決単位で効果を検証する

件数が多く、手順が明確な業務を選定。FAQ回答ではなく、確認から処理完了までをPoCで検証します。回答ではなく、解決で評価します。

02 / Rules

既存の手順書を基準に、AIの判断範囲を明確にする

確認条件・分岐・禁止事項・引き継ぎ条件を構造化し、AIが実行できる範囲と、人が判断する範囲を明確にします。自律性より、制御された実行。

03 / Shared State

AIとオペレーターが同じ業務の状態を共有する

現在のステップ、確認済みの情報、未解決の事項を維持したまま、AIとオペレーターが対応を継続します。会話履歴ではなく、業務状態を引き継ぎます。

04 / Evaluation

回答精度だけでなく、応対全体を評価する

回答精度に加え、分岐、確認、処理、引き継ぎ、解決率を評価し、SOPとナレッジを改善します。正しい回答から、正しい解決へ。

Use Case Selection

効果を出しやすい業務から、
段階的に広げる。

問い合わせの特性に応じて、まずは定型性が高く、完了条件が明確な業務から始め、効果を確認しながら対象を広げます。

Step 1 / まず取り組む

定型業務(自動対応)

問い合わせ件数が多く、手順と完了条件が明確。早期に効果を実感しやすい業務です。

  • 住所変更
  • 支払方法変更
  • 予約・日時変更
  • よくある質問
Step 2 / 次に拡大する

準定型業務(AI+人が連携)

確認や分岐が必要で、複数の情報を参照し、一部で人の確認が必要な業務です。

  • 契約内容の確認
  • 各種手続き
  • トラブル対応
  • 各種案内
Step 3 / 最後に対応する

非定型・複雑な業務(AIが人を支援)

個別判断や例外パターンが多く、リスクが高い業務。慎重に検討し、段階的に適用します。

  • 解約受付
  • クレーム対応
  • 特殊な申請
  • 法務対応

業務の分類は一般的な目安です。実際の対象業務は、問い合わせの内容と運用の状況を伺いながら選定します。

3-Month PoC

3か月のPoCで、
「解決できるか」を検証する。

既存の業務データを活用し、実運用に近い環境で、応対の解決率とROIを検証します。

  1. Month 1 / Assessment

    業務評価

    業務の分類と難易度を評価し、PoCの対象業務を選定します。手順書の整備状況を確認し、評価の基準を整えます。

    • 業務分類と難易度の評価
    • 手順書の整備状況の確認
    • PoC対象業務の選定
    成果物

    現行フロー・評価シナリオ

    現在の業務の流れと、評価に使うシナリオを整理します。

  2. Month 2 / Build & Verify

    構築・検証

    通話ログから分岐・例外を分析し、SOPとナレッジベースを構築。AIKNOW Answerへ実装し、過去ログで再現テストを行います。

    • 通話ログから分岐・例外を分析
    • SOP・ナレッジベースの構築と実装
    • 過去ログによる再現テスト、未対応ケースの抽出と改善
    成果物

    PoC環境・実行可能なSOP

    検証に使える環境と、構造化したSOP、テスト結果を整えます。

  3. Month 3 / Trial Operation

    試験運用

    オペレーターによる試行と、実データでの評価を行います。新規・例外ケースを確認し、次の段階への移行計画をまとめます。

    • オペレーターによる試行
    • 実データでの評価、新規・例外ケースの確認
    • 検証結果に応じた自動化レベルの計画
    成果物

    最終評価レポート・ROI予測

    評価結果、導入ロードマップ、初期ROIモデルをまとめます。

期間と進め方は標準的な例です。対象業務やデータの準備状況に応じて、個別に計画します。

PoC Evaluation

業務品質と経済効果の
両面で、価値を検証する。

PoCでは、応対の正確性と業務完了率を評価するとともに、削減可能なオペレーター工数を算出し、ROIを試算します。

Quality

正しく、安全に解決できるか

正しい回答率、正しい分岐選択率、必須確認実施率、適切な引き継ぎ率、タスク完了率・一次解決率を評価します。

Efficiency

有人対応をどこまで削減できるか

AI完結率、平均応対時間・ACW時間、情報検索時間、オペレーター利用率、SOP・ナレッジの更新工数を評価します。

ROI

投資対効果を試算する

削減可能な工数と時間当たり人件費から、削減工数の換算額を算出します。これがそのまま人件費の削減になるとは限らないため、配置や運用の変化、導入・運用費も踏まえて投資対効果を試算します。

監視・例外対応の工数は差し引いて算出します。目標値と試算の前提は、PoCの1か月目にお客様と設定します。改善率やROIの数値は、事前にお約束するものではありません。

What to Prepare

最初のご相談で、
分かる範囲をお聞かせください。

すべての情報をそろえてから、ご相談いただく必要はありません。現在の業務と資料の状況から、必要な準備を一緒に整理します。

Work

対象にしたい業務

問い合わせ件数が多い、手順が明確、手順書・FAQがある、完了条件が明確、高リスクではない。この条件に近い業務が、最初の候補になります。

Documents

手順書・マニュアル・FAQ

現在の業務手順書、確認事項、FAQ、商品資料。整備の状況に不安があっても構いません。

Call Logs

通話ログ

実際の問い合わせの分岐や例外を知るための資料です。音声やテキストの保管状況と、利用の可否を確認します。

Infrastructure

既存基盤と運用体制

PBX・CTI・CRMなどの構成、関係部門、評価に関わる担当者を伺います。

Let's Talk

3か月で、一つの業務が
どこまで自動化できるか。

対象業務の選定から、PoCの設計まで。
検討段階のご相談でも構いません。